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日経平均は4日続伸、精密機器や電機など高い-TOPIXは反落

更新日時

30日の東京株式市場では日経平均株価が4営業日続伸。株価指数構成比が高い電機や輸送用機器が買われ、精密機器の上げも目立った。

  東証株価指数(TOPIX)は反落した。急伸による過熱感を警戒する声があった。サービスや小売、陸運といった内需関連が下げた。

  • 日経平均株価の終値は前日比94円62銭(0.3%)高の3万1328円16銭
    • 終値で1990年7月26日以来の高値
  • TOPIXは1.43ポイント(0.1%)安の2159.22
日経平均株価の推移
 
 

市場関係者の見方

SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト

  • 午後は先物主導の上昇に見え、米国など海外投資家が休場明けで買いを入れてきた印象
  • 業種の物色に特徴がなく、指数に買いを入れたとみるべき
    • 現段階では中長期でしっかり買うというよりも、出遅れ感など消去法で日本株が買われているのだろう

ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジスト

  • 特段好材料がなく、高値警戒感もあることから買いの勢いがいったん止まった

東証33業種

上昇率上位鉄鋼、精密機器、その他製品、輸送用機器
下落率上位保険、金属製品、水産・農林、サービス

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