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JPモルガン、英国在勤従業員は来月からオフィス復帰へ-最大50%で

  • 全従業員が自宅とオフィスの「恒常的な」勤務スケジュールに移行
  • 英政府、6月21日に新型コロナの制限措置を全て撤廃する計画

米銀JPモルガン・チェースは英国を拠点とする従業員に対し、来月からオフィス勤務の人数を増やすと通知した。英国は新型コロナウイルス対策の制限措置の段階的な解除を始めている。

  JPモルガンは社内文書で、6月21日からロンドンとボーンマスのオフィスに復帰する従業員が増えると言明。1日当たりの出勤人数は最大で50%とし、全従業員が段階的にリモート勤務とオフィス勤務の「恒常的なスケジュール」に移行すると説明した。

  この文書の内容は、ファイナンシャル・ニュース(FN)が最初に報じた。

  同文書によると、このオフィス復帰に際してワクチン接種は義務付けない。英国では成人の3分の2余りが少なくとも1回のワクチン接種を済ませている。

  JPモルガンは先月、米国在勤の従業員全員に7月初めからローテーションベースでオフィスに復帰するよう指示した。英政府は新型コロナの感染者が抑えられている限り、6月21日に社会的接触に関する全ての制限措置を撤廃する計画を打ち出している。

原題:JPMorgan Plans to Bring U.K. Staff Back to Office Next Month (1)(抜粋)

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