ブラード総裁、高めの金利を長期維持も-インフレ上振れ持続なら
Steve Matthews米セントルイス連銀のブラード総裁は9日、インフレ上振れのサプライズが続くのであれば、米金融当局として「高めの金利を長期にわたり」維持する用意があると述べた。
総裁はMNIのポッドキャスト「Fedスピーク」で政策金利について、「今年中に3.75-4%に引き上げ、冬季や来年1-3月(第1四半期)の時点で状況を点検し、追加利上げが必要かどうか判断したい」と語った。
その上で、「インフレ率が鈍化しつつあるのなら、その間に金利を高めに維持することができると考えられる」と指摘。一方、インフレ率がピークに達したと「主張するには時期尚早だ」とコメントした。ブラード総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。
原題:
Fed’s Bullard Tells MNI Podcast Rates Could Be Higher for Longer(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE