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中国、戦略備蓄放出の原油を24日から売却-初回は入札で738万バレル

中国は戦略備蓄から放出した原油の売却を今月24日に初めて行う。世界最大の原油輸入国である中国は価格を抑制しようと、戦略原油備蓄を放出する前例のない措置を先週発表していた。

  国家食糧・物資備蓄局は14日遅く、初回は約738万バレルの原油を入札を通じて売却すると発表した。油種はカタール・マリン、フォーティーズ、オマーン、マーバン、アッパーザクムなどが含まれ、昨年から大連で備蓄されているという。

  この発表直後に北海ブレント原油は下落したが、その後再び1バレル=74ドル近辺の水準を回復した。今回売却される量は中国の平均的な1日当たりの輸入量を下回る。

中国が戦略原油備蓄を放出、価格抑制を図る-原油先物が下落

原題:
China to Sell First Batch of Crude Oil From Reserves on Sept. 24(抜粋)

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