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中国投資から再び人材流出、クオンツ株取引責任者が退社-関係者

The Bund Bull statue in Shanghai.
The Bund Bull statue in Shanghai. Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国の政府系ファンド(SWF)、中国投資(CIC)でクオンツ株取引のチームリーダーをしていた章蓉氏が退社した。事情に詳しい関係者が明らかにした。資産規模1兆2000億ドル(約137兆円)の同社から人材流出が続いている。

  上場株部門のディレクターを務めていた章氏は先月、他の機会を探すとして辞表を提出。非公開情報だと関係者が匿名を条件に語った。未公開株部門の共同投資でディレクター兼チームリーダーだった呉建安氏も先に同社を辞めていたと関係者は述べた。

  最近数年間にCICを去ったチームリーダーやマネジングディレクターは20人を超えている。

中国CICから人材流出続く、国外資産配分の担当幹部が退社-関係者

  CICは人事の変更は「企業には一般的」だとの立場をあらためて表明。同社は「一流チーム」の編成に取り組んでいると説明した。章、呉両氏はコメント要請に応じなかった。

原題:China’s $1 Trillion Wealth Fund Loses Quant Trading Team Leader(抜粋)

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