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サウジ政府系ファンド、昨年は1.5兆円の投資損失-世界的な相場下落で

サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)は、世界的な相場下落を背景に、昨年の投資活動の損益が約110億ドル(約1兆5400億円)の赤字となったと明らかにした。2021年は190億ドルの黒字だった。

  11日公表のPIFの決算によると、22年の同ファンドのオーナーに帰属する損益は366億リヤル(約1兆3600億円)の赤字。前年は818億リヤルの黒字だった。PIFの総資産は6760億ドルから約7780億ドルに拡大した。

  PIFは世界的な相場上昇に伴い、21年にプラス25%のリターンを上げたことを明らかにしていた。これは同年のS&P500種株価指数の上昇率とほぼ同水準。S&P500種が20%近く下落した22年については、PIFはリターンに関する数字を明らかにしていない。

原題:Saudi Wealth Fund Discloses $11 Billion Investment Loss (1)(抜粋)

(この記事は一部に自動翻訳を利用しています)
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