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スタイルアイコンとして、今もなおファッション界で愛され続けるダイアナ元妃。今月、ヴェルサイユ宮殿で発表されたジャックムス(JACQUEMUS)の2023-24年秋冬コレクションでは、彼女のスタイルを想起させるディテールが数多く見受けられ、ケンダル・ジェンナーがランウェイで着用した80年代風のフリルやサファイア&パールのチョーカーネックレスなどがその例だ。
イギリス王室特有の装いのルールから大きく外れることなく、個性を表現し続けた彼女を特徴づけるものとして、目を引くプリントやパンチの効いた色、ディオール(DIOR)の「レディ ディオール」バッグ、シャネル(CHANEL)のセットアップ、ヴェルサーチェ(VERSACE)のイブニングドレスやジミー チュウ(JIMMY CHOO)のパンプスなどが挙げられるだろう。しかし今、彼女を象徴する数多くのシグネチャーアイテムの中でも、特にバミューダショーツを使った夏のスタイリングに注目が集まっている。
ダイアナ妃が着こなした、クラシックでカジュアルなバミューダショーツ
春から夏にかけて、公務でもプライベートでもバミューダショーツを愛用していたダイアナ元妃。80年代後半から90年代初期には、Tシャツやセーターとコーディネートしてカジュアルに仕上げたり、テーラードジャケットと水玉模様のブラウスを合わせてスマートにまとめたりと、ありとあらゆるスタイルに取り入れていた。こうしてこのショートパンツは、彼女のエレガントでありながら決して堅苦しくないワードローブ作る上で、欠かせないアイテムとなったのだ。
ヘイリー・ビーバーにジジ・ハディッドもヘビロテ中
そして今年、このバミューダショーツはイットガールたちの力によって本格的なカムバックを果たしている。
おしゃれ番長のヘイリー・ビーバーが選んだのは、ルル スタジオ(LOULOU STUDIO)によるローライズの一着。彼女はリセット(LESET)によるクロップTシャツを合わせ、ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の「アンディアーモ」バッグ、ザ・ロウ(THE ROW)のフィッシャーマンサンダルといったリュクスな小物でコーデを引き締めていた。一方、ソフィア・リッチーはより丈の短いベージュのアライア(ALAÏA)のショーツに白のリダン(RE/DONE)のTシャツをON。ザ・ロウのトート、オリバー ピープルズ(OLIVER PEOPLES)X カイト(KHAITE)のサングラス、ロエベ(LOEWE)のスニーカーで柔らかな印象を作り上げた。
また、“ジョーツ”と呼ばれるデニムバージョンもシーンを賑わせており、ビーバーはヴィンテージのリーバイス(LEVI’S®)を、ジジ・ハディッドはインサイダー御用達のエーゴールドイー(AGOLDE)を愛用している様子。特に後者は、プラダ(PRADA)の「クレオ」バッグやアディダス(ADIDAS)の「サンバ」スニーカーを組み合わせ、ハイ&ローMIXを楽しんでいるようだ。これから頼りになること間違いなしのバミューダショーツ&ジョーツを手に入れて、爽やかな夏の着こなしを完成させよう。
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Text: Alex Kessler Adaptation: Motoko Fujita
From VOGUE.CO.UK