エッティンガーのパーツに注目!
フォルクスワーゲン グループ ジャパンが4年ぶりに東京オートサロン2022に戻ってきた! 2台の新型「ゴルフGTI」が幕張メッセ・中ホールのブースに並べられたのだ。
ゴルフGTIを知らない向きに説明すると、大衆車のゴルフに高性能エンジンを搭載し、内外装にスポーティなパーツを装着した元祖“ホットハッチ”である。ゴルフ第8世代の新型GTIの2.0リッター直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボは、最高出力245PS、最大トルク370Nmを発揮する。
2台の展示車両のうち、オプションカラーである「Kings Red Metallic(キングス・レッド・メタリック)」(3万3000円)の1台は標準仕様、もう1台はフォルクスワーゲン本社のアクセサリー部門がドイツの老舗チューナー「Oettinger(エッティンガー)」と共同開発したパーツをボディに装着していた。
エッティンガーとは、1946年にゲルハルト・エッティンガー氏によってドイツ・フランクフルト近郊に設立された自動車の整備会社をルーツとする。エッティンガー氏がチューニングしたVWビートルが評判となり、以降、卓越した開発力によりVW、アウディを中心とするチューナーとして世界的に知られている。
展示車にはフロントスポイラー、リアディフューザー、ルーフスポイラーが装着されていた。いずれも共同開発だけあって、おさまりが良い。メーカー保証も付与される。ノーマルのGTIも十分カッコいいが、GTIにさらなる個性を求めるユーザーにオススメしたい。
ちなみに新型ゴルフGTIのセールスは好調で、GTI指名買いの“固定ファン”も多いそうだ。
2台の新型ゴルフGTIが気になる向きは、ぜひ東京オートサロン2022のフォルクスワーゲン・ブースに足を運ぶべし。なお同ブースでは、GQ JAPANが製作した俳優・永山絢斗氏出演のスペシャル・ムービーも流れている。
文・稲垣邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)