第65回グラミー賞で最優秀アルバム賞(ハリーズ・ハウス)や最優秀楽曲賞(アズ・イット・ワズ)など、6部門でノミネートされて注目されているハリー・スタイルズ。イベントが始まる直前のレッドカーペットで、スタイルズはシグネチャーアイテムであるジャンプスーツで登場した。今やステージパフォーマンスの定番となっているこのスタイルで音楽界最大の夜を飾る。
ハリー・ランバートのスタイリングによる、スタイルズのグラフィックでローカットなルックは、パリのブランド、エゴンラブ(Egonlab.)の提供によるもの。マルチカラーのダイヤモンド柄が特徴的なデザインは、スタイルズの胸元のタトゥーである2匹のスズメをアピールする。ジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)のストライプ柄やグッチ(GUCCI)のラメルックなど、これまでにも数多くのジャンプスーを着用してきたが、今回はよりハーレクイン的な雰囲気を纏っている。スワロフスキーがあしらわれ、アクセサリーは最小限に。ヒールのある白いブーツを履く。スタイルズがどんな装いでパフォーマンスをするのか、期待が高まる。
Text: Christian Allaire Adaptation: Mina Oba
FROM: VOGUE.COM