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『バービー』グレタ・ガーウィグ監督、シアーシャ・ローナンとティモシー・シャラメをカメオ出演させたかった

『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督は、『レディ・バード』(2017)と『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)でタッグを組んだシアーシャ・ローナンティモシー・シャラメのカメオ出演を予定していたそうだ。
Photo: Tim P. Whitby/Getty Images

実写映画『バービー』でメガホンを取ったグレタ・ガーウィグ監督は、シアーシャ・ローナンティモシー・シャラメをカメオ出演させたかったという。昨年、シアーシャは「私が暮らすロンドンで(『バービー』の)撮影していたから、カメオ出演する予定でした」と『ピープル』にコメント。「私が演じるキャラクターとして、別のバービーが準備されていました。実現できなくて、すごくがっかりしました」と語っていた。だがグレタは、ティモシー・シャラメの起用も検討していたそうで、エンタメサイト「シネマブレンド」にこう明かした。

「当時、彼女は誇らしいことに映画のプロデュースをしていたので、小さな役になる予定でした。もちろん素敵な役ですが、カメオです。ティモシーにもカメオ出演してもらうつもりでしたが、2人とも実現できず、腹が立ちました。2人とも大好きなんです。何というか、子どもたち抜きで何かする感じでした。私は彼らのママではないけれど、ママみたいに感じているんです」

ちなみにシアーシャは、『バービー』に主演するマーゴット・ロビーと『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』(2018)で共演している。『バービー』の撮影中、彼女はスコットランドの作家エイミー・リプトロの同名回想録を映画化した『The Outrun(原題)』の主演・製作を務めており、スケジュールの問題でカメオ出演が叶わなかった。

なお『バービー』には、イッサ・レイデュア・リパケイト・マッキノン、アレクサンドラ・シップ、ハリ・ネフらが演じるバービー、そしてライアン・レイノルズとは別でシム・リウらが演じる別のケンが登場する。

Text: Tae Terai