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中国外相がASEAN会合出席見送り、体調理由に-16日間姿見せず

  • 汪文斌報道官が明らかに-高官の健康状態に言及するのは異例
  • 中国外交トップの王毅氏がASEAN会議に参加へ

中国外務省の汪文斌報道官は11日、秦剛国務委員兼外相が「体調」を理由にインドネシアで開かれる国際会議への出席を見送ることを明らかにした。中国政府が高官の健康状態に言及するのは異例だ。

  汪報道官は北京で開いた定例記者会見で、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会合には、中国外交トップの王毅共産党政治局員が参加すると発表。秦外相の体調については具体的なコメントを控えた。

  ジャカルタで同日開幕した一連のASEAN外相会議では、秦氏とブリンケン米国務長官が北京で先月会談してから初めて顔を合わせるはずだった。ロシアのラブロフ外相も出席する予定。

  中国は秦氏のASEAN会合参加を確認していなかったが、外相を派遣するのが国際儀礼となっている。

  中国外務省のウェブサイトによると、秦氏は先月25日にスリランカとロシア、ベトナムの当局者と会談。それ以降、16日間にわたり公の場に姿を見せていない。

原題:China’s Qin Gang to Skip Asean Meet Due to ‘Physical Condition’(抜粋)

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