ソフトバンクGのファンド事業、韓国クーパン株を売却-1900億円規模
日向貴彦ソフトバンクグループのビジョン・ファンドが、保有する韓国の電子商取引大手クーパンの株式を売却したことが17日分かった。売却規模は16.9億ドル(約1860億円)。
SVFインベストメンツの米国証券取引委員会(SEC)への届け出によると、同社はクーパン株5700万株を1株29.685ドルで売却した。
ソフトバンクGは2015年にクーパンに出資し、18年にはビジョン・ファンドが投資した。クーパンは今年3月に新規株式公開(IPO)し、上場規模の大きさは今年2番目。株価は上場直後に上昇したが、その後は下落基調に転じ、16日時点で上場初日の終値を40%下回っている。
ブルームバーグデータによれば、ソフトバンクGはクーパンの筆頭株主となっており、9月14日時点で約36%保有している。
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