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一人でも、カップルでも。モダンな湯治で花嫁ビューティーを叶える京都旅【花嫁へのエディターズリコメンド】

今回花嫁にご紹介するのは京都市の中心、世界遺産でもある二条城前という絶好のロケーションに2020年にオープンしたホテル、HOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ ミツイ キョウト)のスペシャルなトリートメントコース。

古来、温泉は療養目的として人々に親しまれてきたもの。ローマを舞台にした名作『テルマエ・ロマエ』に登場する公共温泉のように、日本のみならず世界中で湯治は疲労回復の治療の一つとして愛されてきた。

京都の中心部にありながら、ホテル地下1000mから湧き出す天然温泉「京都二条温泉」を備えるHOTEL THE MITSUI KYOTO(ホテル ザ ミツイ キョウト)で2月1日からスタートした「SPA Indulgence - 温泉養生ジャーニー」は、モダンな湯治体験を軸に誕生したビューティーとウェルネス、リラックスのためのプログラムだ。

モダンな湯治体験を求め、いざ京都へ

二条城を臨む京都・三井家ゆかりの地に佇む5つ星ホテル「HOTEL THE MITSUI KYOTO」。

このプログラム誕生のきっかけは、「京都観光に行かずにホテルでのんびりと過ごしたい」というゲストからの声だったのだそう。「Beauty『美』」と「Relax『癒』」の異なる目的の2つのプログラムを選ぶ、1泊2日のスパトリッププランが生まれた。

男女混浴で入る広大なサーマルスプリング。落ち着いた漆黒の静寂の中で、心身ともにリラックス。

ホテル地下1000mから湧き出す天然温泉での湯治体験を軸に誕生したのは、身体の中からも外からもブラッシュアップする「Beauty『美』」と忙しく慌ただしい日々から離れ、五感をリセットする「Relax『癒』」の異なる目的の2つのプログラム。どちらのプログラムもサーマルスプリングと呼ばれる水着着用での温泉プールの入浴からスタートする。

サーマルスプリングでは、疲れをとりたい人、痩身を望む人、腰痛を改善したい人など、スタッフがそれぞれの希望に合わせて入浴方法のレクチャーを。ゆったりとした入浴とクールダウン、シャワーによる血行促進を繰り返していく。

トリートメントは中国推拿を取り入れて

中医学の整体観に基づき全体のバランスを調える推拿。フランスのビアリッツとパリにサロンを持つ「ALAENA(アラエナ)」の創業者が自然成分を凝縮した製品との相乗効果を考えた手技を研究し、たどりついたのだそう。

入浴後は、いざトリートメントルームへ。ここでは推拿の手技をベースにしたトリートメントを受けることができる。推拿とは、中国では医療として中医師が行う手技治療法。手技には、経絡や経穴を刺激することで気血の流れを良くして痛みをやわらげたり、筋肉の緊張をほぐす効果などが期待される。滞った気血が流れ、巡る──"痛気持ちいい" 感覚と翌朝の爽快感は推拿ならではの醍醐味だ。

「Beauty『美』」のコースでは、黒糖やはちみつ、小豆やきな粉などユニークな素材を自由に選んでゲストの好みにあわせたスクラブづくり体験を行い、出来立てのスクラブで施術前に足元のお手入れを。

抹茶など、いかにも京都らしい素材も。それぞれに期待できる効果なども丁寧なコンサルテーションとともにスクラブ作りを楽しむことができる。

その後は皮膚科医が天然成分にこだわって作ったオーガニックスキンケアライン「ALAENA(アラエナ)」のスキンケアラインと独自の手技を取り入れたトリートメントで、心身ともにリフレッシュ。

ベッドが2台の広々したスパスイート。

このスパルームでは、「Beauty『美』」のコースは肌に酸素を送り込みシルクのような肌へ導くトリートメント、「Relax『癒』」ではフェイシャル&ボディの丹念なトリートメントが行われる。

ヒアルロン酸、フルーツ酸、ビタミンA、ビタミンCといった医学の世界で使われる成分をメインにしたスキンケアプロダクト「アラエナ・コスメティック」が、このホテルに日本初上陸。

SPA Indulgence - 温泉養生ジャーニー」では、滞在中に2回のトリートメントを受けることができ、連泊も可能だ。

トリートメントの後は、メンテナンスディナータイム

写真はメニューの一例。西京味噌風味の焼きリゾット、京人参と根野菜の温製サラダをアーモンドミルクのドレッシングで。スープは聖護院蕪と生姜のポタージュ、蕪の葉のジェノベーゼと黒七味。グルテンフリーのパンにスイーツの盛り合わせも。

トリートメントのあとは、豆類をはじめとする食物繊維豊富で「めぐり」を促進する食材を使用し、体を内側から整えてくれるメンテナンスディナーを客室で。京野菜をつかったサラダや、生姜を使ったポタージュなど、美味しくヘルシーなメニューが用意される。

おこげのように焼き色をつけたリゾットは、途中からスープを合わせて味の変化を楽しんでも。

ゆっくり休んだ翌日の朝は、プライベート温泉で朝食を!

利用は朝7時から23時まで。通常は60分¥19,500からの利用だが、この「SPA Indulgence - 温泉養生ジャーニー」の「Beauty『美』」には120分、「Relax『癒』」には150分の利用分が含まれている。

翌日の朝は100平米を超えるプライベート温泉へ。ルームサービスを楽しめるリビングスペースと入浴後すぐにくつろげるウェットスペース、スチームサウナ、そしてこの空間のためにしつらえた日本庭園。ここでいただく朝食には、ヴィーガンブレックファストを選ぶこともできる。

朝一番の呼吸法レッスンもおすすめ

宿泊者限定のエクスペリエンス「ウェルネス呼吸法で迎える爽やかな朝」は毎朝8時スタート。所要時間は約40分、先着定員制だ。

通常は一般のゲストには公開していない「四季の間」の縁側で、朝陽を体いっぱいに浴びながら、ウェルネス呼吸法で爽やかに一日をスタートするフリープログラムも。ホテル自慢の庭園を目の前に、四季折々の自然や鳥のさえずりを感じて。

通常12時のチェックアウトはゆったりと15時に。ラグジュアリーホテルだからこその至れり尽せりの湯治旅は、日頃の疲れから心身ともにリフレッシュしたい花嫁や、結婚式を前に二人でリラックスの旅に出たい新郎新婦のプレハネムーンにもぴったりなのだ。

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