ライブパフォーマンスでは、米・ニューヨークを拠点に活躍し、ビヨンセやリゾ(Lizzo)へ衣装を提供してきた気鋭のファッションデザイナー、Sho Konishiのスペシャルピースをまとって再登場。シュプリームのシルバーダウンジャケットを羽織り、エッジィかつフューチャリスティックなスタイルと、パワフルなラップを披露してくれた。
那須川天心(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・スポーツマン賞)
格式ある「GQ MEN OF THE YEAR」にぴったりなジョルジオ・アルマーニのダブルブレストタキシードは、ベロアのボディにサテンの拝絹というコントラストが美しい。しかし、そこは那須川天心。親交の深いグラフィックデザイナーのVERDYと、ニューヨークのジュエリーデザイナー、Alex Mossがコラボしてつくったダイヤモンドネックレスを合わせることによって、見事に自分だけのスタイルへと昇華した。
さらに注目したいのは、この日のために特別に制作された、オニツカタイガーの「DELEGATION CHUNK BOOT」。左右のシューズにそれぞれ“TENSHIN”、“TIGER”というロゴをスタッズであしらい、シューレースにもシルバーを配したワンオフモデルだ。
Sexy Zone(メン・オブ・ザ・イヤー・ポップ・アイコン賞)
日本を代表するグループとなった彼らのハレの舞台には、日本が世界に誇るデザイナーズブランドやヴィンテージカルチャーから選りすぐった、刺激的なクリエーションがふさわしい。中島健人はサルバム、菊池風磨はタカヒロミヤシタザソロイスト、松島聡はブラック・コム デ ギャルソン、佐藤勝利はヴィンテージのルック。それぞれのユニークなパーソナリティが際立つパーティースタイルは、まさにジャパニーズ・ポップ・アイコンそのものだ。
川原渓青(メン・オブ・ザ・イヤー・インスピレーショナル・インフルエンサー賞)
日本一クールでパンクなインフルエンサー、「義足のモデル」こと川原渓青。彼は自慢の義足をシルバージュエリーとしてとらえ、アンダーカバーのジャケットとプリーツスカートのネイビールックをまとった。こんなフォーマルな舞台でも、恐れることなく自分らしさを貫き通すのが“カワケイ”流。襟元には、タイの代わりにISHI GALLERYによるシルバー製のネックレスを。“アジアンラグジュアリーブランド”を標榜するフィフスナインが川原の義足をイメージしてつくったという、ブーツの存在感も格別だ。そして自身の代名詞のように愛用する、カラーサングラスも欠かせない。
STAFF
Photograph by Ibuki Kobayashi, Words by Junya Hasegawa@america
Awich - Styled by Shun Watanabe@Home Agency, Hair Styled & Make-up by Takeru Urushibara@FLEURI, Nails by Tomoya Nakagawa
那須川天心 - Styled by Masayuki Sakurai, Hair Styled by Nanako Azuma
Sexy Zone - Styled by Taichi Sumura, Hair Styled by Shinichiro@IKEDAYA TOKYO
川原渓青 - Styled by Shun Watanabe, Hair Styled by MIKIO