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ブルガリのハイジュエリーの魔法を解き明かす、初のドキュメンタリー映画が公開。
宝石箱のような物語の中へ。
「マスター・オブ・カラージェム（色石の魔術師）」と讃えられるブルガリ。イタリアン・ジュエリーのスタイルを象徴するブランドとして、ほかに類を見ないデザインや、卓越したクラフツマンシップ、オリジナリティあふれる大胆なカラーストーンの組み合わせによって、見る人を引きつけてやまない輝きを放つ存在。そんなブルガリのハイジュエリーの世界を描く史上初のドキュメンタリー映画『インサイド・ザ・ドリーム』を新鋭マチュー・ムニュの監督のもと、Terminal 9 Studiosが制作し、Amazon Prime Videoで配信。前例のない形で、ジェムストーンやレッドカーペット、クリエイティブなプロセス全体の舞台裏に迫り、たくさんの驚きがちりばめられたまさに宝石箱のような物語が繰り広げられる。
色の魔法は、一人の女性から生まれる。
ドキュメンタリーの見どころは、比類なき美しさを求め、妥協を許さないブランド精神を支える人々の姿。そのキーパーソンとして案内役を担うのは、ジュエリー クリエイション＆ジェム バイイング エグゼクティブディレクターであるルチア・シルヴェストリだ。40年以上にわたり、ブルガリファミリーとともにすべてのジェムを選定しバイイングを行っているルチアは、男性主導のこの業界で着実にその道を切り開いてきた人物。希少なジェムを探し求めるインドのジャイプールから、唯一無二の作品が構想されるブルガリ本社のある古都ローマまで、ハイジュエリーの傑作が生まれるまでのひとつひとつの工程を踏む彼女の足跡をたどる内容となっている。
夢が結実する場所。
ローマという壮大な都市こそ、ブルガリとルチアにとって永遠のインスピレーション源。映画では、限られた人しか立ち入ることが許されないルチアの制作現場にも潜入している。彼女のインスピレーションの赴くままに、テーブルの上でさまざまな色と大きさの最高級のジェムストーンを選び、並べ、組み合わせ、唯一無二のジュエリーに姿を変えていく。類いまれな知識と感性をもつジェムのスペシャリストの手にかかると、宝石がまるで魔法にかけられたように魅力を増していく様子が描かれる。
ジュエリーに命が吹き込まれる瞬間。
完成したハイジュエリーは美術品と呼ぶにふさわしい唯一無二の存在だが、人が身につけることによって、初めて“命”が吹き込まれる。ブルガリが常に大切にしているこの思想は、アメリカ人俳優のゼンデイヤ、BLACKPINKのリサ、イタリア人デジタル起業家でファッションアイコンでもあるキアラ・フェラーニ、スーパーモデルのリリー・オルドリッジ、アメリカを拠点とするインド人俳優のプリヤンカー・チョープラーといった、類いまれな才能で世界の人々を魅了する女性たちによって体現されていく。
今もなお多くの女性たちを魅了し続けるブルガリの魅力とは何なのか。魅惑的なそのハイジュエリーに秘められた謎を解き明かす貴重な制作の舞台裏も収録されたこの映画。目を見張る映像美と類いまれなるブルガリのクリエイティビティ、そして技術とこだわりが詰まった、ロマンティックな物語に酔いしれて。
Text: Maki Saijo Digital Producer: Terumi Kobayashi
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