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中国、台湾周辺の軍事演習終了-定期的なパトロールを計画

更新日時
  • 中国人民解放軍東部戦区、軍事演習の任務を完了したと発表
  • 中国の軍艦と戦闘機は今週も演習区域付近で活動を続けていた
A Chinese air force pilot conducts a combat exercise around Taiwan in this image released by China's Eastern Theater Command on Aug. 7.
A Chinese air force pilot conducts a combat exercise around Taiwan in this image released by China's Eastern Theater Command on Aug. 7. Photographer: Wang Xinchao/Xinhua

中国人民解放軍の東部戦区は10日、台湾周辺での軍事演習の任務を完了し、今後は同地域で定期的なパトロールを実施すると発表した。

  発表により、ペロシ米下院議長の台湾訪問への対応として中国が実施していた演習の状況についてのあいまいさが払拭(ふっしょく)された。中国は6つの演習区域の立ち入り禁止が公式には解除された後も今週、軍艦と戦闘機が付近で活動を続けていた。軍事アナリストは台湾と中国の間の緩衝地帯を縮小させる試みだと指摘している。

  中国はペロシ氏の訪台後に前例のない大規模演習を台湾周辺で実施。侵攻が差し迫っている様子はないものの、事態がエスカレートする中で何らかの計算ミスが生じ、広範な衝突へと発展しかねない恐れが懸念されていた。

 

 

原題:China Says Taiwan Military Drills Over, Plans Regular Patrols、China Ends Taiwan Military Drills, Plans Regular Patrols(抜粋)

(第2段落以下を追加します)
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