ドイツ、コロナ感染者の隔離義務緩和方針を撤回

ドイツ、コロナ感染者の隔離義務緩和方針を撤回
 4月6日、ドイツのラウターバッハ保健相は、新型コロナウイルス感染者の隔離義務を継続すると表明した。写真は3月25日撮影(2022年 ロイター/Annegret Hilse)
[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツのラウターバッハ保健相は6日、新型コロナウイルス感染者の隔離義務を継続すると表明した。廃止に傾いていたが、隔離が不要となれば感染拡大が加速するとの懸念が強まったため、軌道修正した。
同相はツイッターに「コロナウイルスは風邪ではない。それ故、感染すれば引き続き隔離が必要だ」と投稿した。隔離義務の廃止を提案したのは間違いだったとした。
ドイツでコロナ感染者は最低7日間の隔離が義務付けられている。ラウターバッハ氏は先週、任意の5日間の隔離に切り替え、隔離終了時のコロナ検査を勧告する案を示していた。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab