コンテンツにスキップする

ボーイング、サウジから今年2件目の受注目指す-今回は737MAX

  • リヤド航空に少なくとも150機の737MAX売却に向け交渉中
  • 6月半ばに開催されるパリ航空ショーで発表される可能性

ボーイングはサウジアラビアで今年2件目の大型契約の獲得を目指しており、新興企業のリヤド航空に少なくとも150機の737MAXを売却する方向で交渉している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  協議が非公開だとして関係者が匿名で語ったところでは、サウジの政府系ファンド(SWF)、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)が所有するリヤド航空はオプションを含め、計約300-400機の単通路機を購入する予定。協議は込み入っていて時期や中身はまだ流動的で、エアバスも受注の一部を得る可能性があると一部関係者は話している。

  関係者によれば、エアバスは2029年以前にA321neoを納入できる枠がほとんどなく、ボーイングが優位に立とうとしている。交渉は続いており、6月半ばに開催されるパリ航空ショーで発表される可能性があるが、まだ決定していないという。

  ボーイングの広報担当者はコメントを控えた。リヤド航空とPIFの担当者からもコメントは得られなかった。

原題:Boeing Works to Win Another Saudi Deal, This Time for 737 Max(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE