中国が日本を非難、半導体製造装置の輸出規制強化で-対応措置を示唆
Bloomberg News中国商務省は23日、日本が実施する高性能の半導体製造装置を対象とした輸出規制強化を非難し、国益を守るため行動を起こすと表明した。
同省は日本の経済産業省が同日発表した23品目の輸出規制に「断固反対」するとの報道官談話を声明で発表。こうした措置は輸出管理措置の「乱用」であり、自由貿易と国際貿易の規則に反すると主張した。
経産省、半導体製造装置の輸出規制強化7月23日に施行-関連銘柄下落
中国商務省は声明で日本の輸出規制強化について、「中国・日本企業の利益と権利、中日貿易・経済協力を著しく損ね、世界の半導体産業にダメージを与え、産業とサプライチェーンの安全性と安定性に影響を及ぼす」とし、「中国は合法的な権利と利益を断固として守る措置を講じる権利を留保する」とコメントした。
経産省によれば、半導体製造装置の輸出規制強化は7月23日施行。西村康稔経産相は「特定の国を念頭に置くものではない」と説明している。
原題:China Blasts Japan Over Export Curbs on Chipmaking Technology
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE