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ソフトバンクがマレーシア通信アシアタと資本業務提携、デジタル領域

国内通信大手のソフトバンクは11日、アジア9カ国で事業展開するマレーシア通信大手のアシアタ・グループと資本・業務提携すると発表した。アシアタの持つ営業や顧客支援体制を活用し、デジタルマーケティング事業のアジア展開を加速させる。

  発表資料によると、ソフトバンクはアシアタの子会社でデータと人工知能(AI)を扱うADAへ約6000万ドル(65億円)を出資し、23%の株式を保有する。また、5月中旬にソフトバンクの執行役員で、グローバル事業本部長の野崎大地氏がADAの取締役に就く見通し。

  ソフトバンクでは、国内モバイル事業で料金の値下げ競争が激しさを増す中、海外や法人向け業務を拡大していく方針で、海外での事業展開を今後の成長戦略の一つに位置付けている。

  ソフトバンクはきょう午後、2021年3月期決算を発表する予定だ。

SoftBank Stores Ahead of Full-Year Results

Photographer: Soichiro Koriyama/Bloomberg

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