コンテンツにスキップする
Subscriber Only

テクノロジー株の世界的な売り続く-アジアでも軒並み下落

  • TSMCとサムスン電子が大幅安、ナスダック100先物も下げる
  • 香港ハンセンテック指数が一時4.5%安-2月の高値から約30%下げ

世界の株式市場でテクノロジー銘柄の売りが続いている。11日のアジア市場では、インフレ高進やバリュエーション行き過ぎを巡る懸念に加え、中国当局に規制強化の新たな兆しが見られ嫌気された。

  台湾積体電路製造(TSMC)と韓国のサムスン電子が大きく売られ、MSCIのアジアテクノロジー株指数は2月26日以来の下落率を記録している。

  米ナスダック100指数は10日の取引を2.6%安で終えた後、先物が11日のアジア時間で下落。

  香港市場ではハンセンテック指数が一時4.5%下げ、2月の高値からの下落率が約30%に達した。中国でフードデリバリー事業を展開する美団が前日に続き大きく下げている。

美団株、急落続く-上海市が消費者の権利巡り批判

Asian tech stocks drop most in 10 weeks as inflation worries grow

原題:Global Tech Rout Deepens as China Index Sinks 30% From 2021 High(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE