ブレント原油先物がバレル50ドル割れ-新型ウイルス感染拡大懸念
Ann Koh
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28日のロンドン市場では、ブレント原油先物がバレル当たり50ドルを割り込んだ。新型コロナウイルス感染拡大による世界市場の混乱が背景で、石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が原油価格を支える措置で合意するとの観測が高まっている。
北海原油代表油種のブレント先物5月限は一時4%近く下げ、ロンドン時間午前9時31分(日本時間午後6時31分)現在は3.9%安の1バレル=49.73ドル。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物も一段安となり、WTI先物4月限は4.3%安の45.06ドル。このままいけば週間ベースで、2008年12月以来の大幅安となる。
原題:Brent Crude Drops Below $50 as Coronavirus Spreads Around World(抜粋)
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