みなさん、こんにちは。
完全に海モードのダージリン コズエです。
前回、前々回と2週にわたってご紹介してきたプーケットの「コモ・ポイント・ヤム」。
ホテルのメインプール、部屋に続き、今回はウェルネスセンターへみなさんと旅をしたいと思います。
ホリスティックウェルネスを叶える場所
プーケットには新旧ラグジュアリーリゾートが多数あります。
そんなプーケットのリゾートに求めるもののひとつにリラクゼーションがあり、私はいつもスパに定評があるところを選んでしまいます。
コモ・ポイント・ヤムは、決して新しいホテルではないですし、すっごく華やかでラグジュアリーなところでもないのですが、とてもいいウェルネスセンターがあります。
それは、コモ・シャンバラというホリスティックウェルネス。心や体のバランスを取るためのオリジナルのトリートメントやプログラムが多くあり、またスチームサウナ、ドライサウナ、ジャグジー付きのプールなど施設もなかなかの充実っぷりです。
しかも、ウェルネスセンターにあるアウトドアプールからの眺めが最高!
ウェルネスセンターという硬そうな言葉に反して、チルするのに最適なスペースになっています。
透明な仕切りはあるものの、インフィニティプールから海が一面に見えるという贅沢さ。
ここのプールの反対側にドライサウナ&シャワーがあるので、サウナで整った後にここで絶景を見ながらゆっくりするのも最高に気持ちがいいものです。
ちなみに、このプールを海側へ向かって歩くと、眼下に広がるのはメインプール。
そりゃ、身体もマインドも色々整うわ〜というような景色です。
トリートメントルームが絶景というリゾートは多くあるのですが、マッサージ中は、うつ伏せになって下にある水に浮かべられた花を見ているか、うつらうつら寝ているかのどちらかなので、正直なところあまり部屋からの景色を見る時間がないものです。
しかしここでは、宿泊者が自由に使えるサウナやジャグジーが、たぶんホテルで一番いい場所にあり、とても静かで落ち着いているので、部屋にプライベートプールがあるのにわざわざ毎日足を運んでしまうほど。
また、リゾートで何日も過ごしていると、運動不足が気になるところ。加えて私の場合、大好きなタイのデザート、カオニャオマムアンという、餅米の上にマンゴーとココナッツミルクをのっけた悪魔のような好物を食べてしまうので、多少の罪悪感?から、毎日開催されているヨガやストレッチなどのクラスにも参加しておりました。
せっかくなので、カオニャオマムアンのお写真はこちらです。
ある意味、最高のヴァカンスです。
このカオニャオマムアンは、ウェルネスとは一切関係がないのですが(むしろ逆?)、数日間の滞在中に、ちょっとヘルシーなものを食べようかなという時に、コモ・シャンバラ・キュイジーヌというホテル内で展開するヘルシーなメニューを選んでバランスをとっていくのもおすすめ。
コモ・シャンバラのトリートメントも絶品で、私は毎回シグネチャーマッサージをお願いしています。どこのコモホテルズに泊まっても、マッサージで外れたことがないほど技術力も高いのです。
ということで、3週にわたってお届けしたコモ・ポイント・ヤムのご紹介、いかがでしたでしょうか。
あまたあるプーケットのリゾートから、リピートし1週間ほど滞在しましたが、ここのウェルネスセンターはなかなかうまくできているとあらためて実感しました。
全3回の記事が、メインプール、プライベートプール、ウェルネスセンターのプールと、全部プールじゃん!と自分でもつっこみたくなりますが、コモ・ポイント・ヤムはどこにいてもプールと海の景色を楽しめるリゾートなのです。
著者:Darjeeling Kozue(ダージリン コズエ)
トラベル誌、女性誌の編集者を経て、現在は外資系企業でコミュニケーション ディレクターとしてイベントやバズクリエイションを手がける。隙あらば旅。ラグジュアリーなリゾートホテルから、アドベンチャラスな秘境まで。業界でも有名な旅のエキスパートだ。
旅のエキスパート、ダージリン コズエがナビゲートするおすすめの旅先&TIPSを集めた本連載。今週は大人気のビーチリゾート、プーケットのおすすめホテルをご紹介。