2月6日の早朝4時過ぎ、トルコ南東部と隣国シリアをマグニチュード7.8の強い地震が襲い、その後また昼頃に7.7の強い揺れが発生した。一夜明けた時点で死者は両国を合わせて3800人を超えたと推定され、甚大な被害が出ている。この地域は、2011年に起きたシリア内戦から逃れてきた数百万人の難民を受け入れてきた地域のひとつ。トルコのフアット・オクタイ副大統領によると、トルコでは建物4700棟以上が倒壊し、けが人は1万4000人を上回り、厳寒のなか懸命な救助活動が続けられている。
被災者、救助隊、医療関係者などを支援をするために、今すぐに私たちにできること。それは、医療サービスや食料、水、衛生設備などの必需品を提供している機関や団体へ寄付すること。トルコ地震緊急支援を行なっている寄付先を6つ紹介。
トルコ赤新月社（Turkish Red Crescent）
国際赤十字・赤新月社の一部で、日本でいう赤十字社と同様の活動をする社会貢献団体。現在、現地で懸命な救命活動にあたるほか、食料と避難所を提供。
寄付はこちら：https://www.kizilay.org.tr/Bagis/BagisYap/405/donations-for-earthquake-in-pazarcik
セーブ・ザ・チルドレン（Save the Children）
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国連に公式に承認された、子どもたちのための民間の国際援助団体（NGO）。被災した子どもや家族の安全を確保し、避難場所の提供などを行なっている。
寄付はこちら：https://www.savethechildren.org.uk/how-you-can-help/emergencies/turkey-syria-earthquake
ユニセフ（UNICEF）
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すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関。特に、被災地など最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら世界各地で活動。
寄付はこちら：https://www.unicef.org.uk/donate/syria-turkiye-earthquake/
AAR Japan（難民を助ける会）
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トルコ国内で発生した1999年の北西部地震、2011年の東部地震の緊急支援を実施したほか、2012年よりシリア難民支援を継続して行なっている。
寄付はこちら：https://aarjapan.gr.jp/support/onetime/
グローバル・ギビング（Global Giving）
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2002年にアメリカで始められた世界最大級の寄付募集プラットフォーム。トルコ・シリア地震被災者支援基金への寄付は、食料、医薬品、避難所、追加支援など、緊急および長期的な支援に充てられる。
寄付はこちら：https://www.globalgiving.org/projects/turkey-earthquake-relief-fund/
国境なき医師団（Médecins Sans Frontières）
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地震発生時からシリア北部で緊急対応にあたっている。シリア北西部のイドリブでは、支援先の病院でけが人の治療を行い、この地域にある他の施設には緊急医療キットを寄贈するなど支援を続けている。
寄付はこちら：https://www.msf.or.jp/donate/
Text: Mina Oba
