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ウォルマート、独自の仮想通貨とNFT発行へ-メタバースへ準備

更新日時
  • 昨年12月に米特許商標庁に新たな商標登録出願
  • メタバースで仮想商品販売するビジネス準備を示唆
Reusable shopping bags hang as a cashier checks out customers during the grand opening of a Wal-Mart Stores Inc. location in the Chinatown neighborhood of Los Angeles, California, U.S., on Thursday, Sept. 19, 2013. 

Reusable shopping bags hang as a cashier checks out customers during the grand opening of a Wal-Mart Stores Inc. location in the Chinatown neighborhood of Los Angeles, California, U.S., on Thursday, Sept. 19, 2013. 

Photographer: Patrick T. Fallon

小売り最大手の米ウォルマートはメタバース(仮想空間)で顧客に仮想商品を販売するビジネスに備え、独自の仮想通貨と複数種の非代替性トークン(NFT)の発行を準備している。米特許商標庁への商標登録出願で明らかになった。

  同社は昨年12月に複数の新たな商標登録を出願。家電や装飾品、玩具、スポーツ用品、日用品の仮想商品の製造販売に備える内容だった。

  ウォルマートは電子メールで送付した発表資料で、「新たな技術が形作る将来のショッピング体験について当社は引き続き検討していく」とし、「今日お伝えすることはないが、われわれは技術革新の一環として日頃から商標登録を出願していることに留意していただきたい」と説明した。商標登録出願のニュースはCNBCが最初に報じた。

  同社は昨年8月、「デジタル通貨戦略とプロダクト・ロードマップ」を開発し「仮想通貨関連の投資とパートナーシップ」を見極める人材を探しているとして、求人広告を自社サイトに掲載していた。

  ウォルマートの仮想通貨プランを巡っては、同社が仮想通貨ライトコインによる支払いを受け入れる提携で合意したとの虚偽の情報が昨年9月に報じられていた。

ウォルマート、ライトコインと提携の事実ない-発表文は偽物と説明(2021年9月)

原題:Walmart Filings Reveal Plans to Create Cryptocurrency, NFTs (1)(抜粋)

 

 

(ウォルマートの発表文などを追加して更新します)
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