ハリウッドきってのおしゃれ夫婦、ジャスティン・ビーバーとヘイリー・ビーバー。レッドカーペットでも、ストリートでも、デートでも、二人はいつも息がぴったりだ。
オフの日の彼らの装いに共通するのは、カジュアルかつクールなスタイル。ジャスティンは自身が手がけるドリューハウス(DREW HOUSE)のスウェットを愛用中で、ヘイリーはモトクロストレンドに乗っている。しかしここ数カ月は、特にゆったりとしたオーバーサイズジャケットやパーカーなど、着心地のいいコージーな着こなしを楽しんでいるようだ。
この1カ月間はニューヨークで過ごしている二人。この都市の気候が、最近の“快適さ重視のスタイル”に関係しているのかもしれない。
つい先日、ロウアーマンハッタンを仲睦まじく散歩していた彼らはオールブラックといった出立ち。ジャスティンは大きなジップアップのユーティリティジャケット、ヘイリーはレザージャケットと、デザインは異なるもののどこか似通ったムードが漂う。また別の日、ジャスティンはキャメルブラウンの厚手のウールカーディガンとお気に入りのバギーパンツを、ヘイリーはフェイクファーコートにワイドデニム、足もとにはポインテッドトゥのヒールをスタイリング。暖かさとトレンド感を兼ね揃えた絶妙なバランスは、夫婦揃って秀逸を極めている。
今月上旬、ロサンゼルスでキャッチされた際には、ジャスティンはグレー、ヘイリーは鮮やかなネオングリーンのパーカーをドレスのように着用。形や色は違えど、お互いを引き立てあうシミラールックを完成させていた。また別の日には、ジャスティンはMSFTSrep(ミスフィッツレップ)のカラフルなパデッドコート、ヘイリーはアクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)のボンバージャケットに身を包み、似たようなシルエットを作り上げていた。
二人のカップルコーデのポイントは、「私のものはあなたのもの」とでも言うようにお互いのアイテムを交換できるところ。一心同体の彼らから、これからも目が離せない。
Text: Christian Allaire Adaptation: Motoko Fujita
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