国産SUVを選んだワケ
「おーっ、この加速はなんですか!?」
俳優・濱田龍臣は、走り出す前から、「ハーイ、レクサス」と、話しかけて、ナビの目的地やエアコンの温度を音声で設定する“新しさ”に目を白黒させていた。
そして、アクセルを踏んだ瞬間にバチンと反応する、モーター特有の電光石火の加速がダメを押した。彼が試乗したいとリクエストしたレクサスRX450h+はプラグインハイブリッド(PHEV)で、電気の残量に余裕があるとモーターだけでEV走行をするのだ。
「なんだかもう、未来が来たっていう感じですね。静かというか無音だし、乗り心地もめっちゃいいし、スタイリングやボディカラーも含めて、未来のクルマです」
なぜレクサスRXに試乗したかったのかと尋ねると、「父と相談しました」と即答。
「僕は普通のクルマ好きですが、父は大のクルマ好き。実家にある某国産メーカーのSUVを購入したときもふたりで試乗に行って決めたので、評判のいいレクサスRXを試してみれば、と父からアドバイスされました」
さまざまな調査で「Z世代は親と仲良し」という結果が出ているのは、あながち的外れではないようだ。
「ええ、父とは体格も靴のサイズもほとんど同じなので、服の貸し借りもします」
クルマを選ぶときになにをいちばん大事にするのかと問うと、こんな答えが返ってきた。
「子どもの頃からクルマに乗ると爆睡していたんですね。だから同乗者が心地よく感じてくれて、リラックスしてくれることがいちばん大事だと思っています」
では、その視点で見ると、レクサスRX450h+はどんな評価になるだろう。
「最高です。室内は広いし、シートの素材もやわらかくて寛げます。15年後か20年後、もし僕が父親になったら、こういうクルマの進化版に乗るのかな、と思いました」
2000年8月27日生まれ。千葉県出身。子役時代から大河ドラマ『龍馬伝』や『怪物くん』などで注目を集め、16歳で史上最年少のウルトラマンとして『ウルトラマンジード』主人公に抜擢。
2023年には映画『突撃!隣のUFO』、『ベイビーわるきゅーれ2ベイビー』に出演する等映画、ドラマ、バラエティと多方面で活躍中。
今後は8月、9月に東京、福岡、大阪にて上演する神津恭介シリーズよりノサカラボ舞台『呪縛の家』、11月にシアタークリエにて上演する東宝舞台『ビロクシー・ブルース』主演を予定している。
文・サトータケシ 写真・安井宏充(Weekend.) スタイリスト・水野陽介 ヘアー&メイク・RYO