【グラミー賞2023】受賞結果、授賞式のレッドカーペットなど最新情報を随時更新。
第65回グラミー賞が2月5日(現地時間)にロサンゼルスで開催され、受賞結果が明らかになった。レッドカーペットを賑わせた豪華アーティストたちの着こなしや、スピーチまで、最新情報を随時更新。
サプライズ登場したマドンナ。注目のメッセージは?
サム・スミスとキム・ペトラスのパフォーマンスを紹介するプレゼンターを務めたマドンナは、観客を煽りながらこう言った。
「もし人からショッキングだとか、スキャンダラスだとか、面倒なヤツだとか、問題児だとか、挑発的だとか、危険人物だとか言われたとしたら、あなたは間違いなく何か持っている」
「私はこの場を借りて、全ての反逆者たちに感謝したい。新しい道を切り開き、非難に耐えた人たち。トラブルメイカーのみんな、このことを知っておいて。恐れを知らぬ大胆さは必ず気づかれる。あなたは見られているし、声は届いている。そして何よりも、あなたは評価されている」
トランスジェンダー女性として初めて最優秀ポップ・デュオ / グループ・パフォーマンス賞を受賞したキム・ペトラスは、スピーチで「LGBTQの人権について闘ってくれたマドンナ。あなたがいなかったら、私はここにいなかったでしょう」と感謝を述べた。
年間最優秀アルバム賞はハリー・スタイルズ。年間最優秀レコード賞にリゾの「About Damn Time」
年間最優秀アルバム賞はハリー・スタイルズの『Harry’s House』に。注目を集めたビヨンセは、最優秀ダンス/エレクトロニック・レコーディング賞と最優秀R&Bソングの2部門で受賞したことによりグラミー賞史上最多となる32冠を達成し、歴代最多記録を樹立した。
主要な受賞結果を今すぐチェック!
ビヨンセ、クィア・コミュニティに愛の言葉を贈る
第65回グラミー賞で最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞を受賞したビヨンセは、グラミー賞の歴代最多受賞記録を更新。
ステージに上がったビヨンセは、「あまり感情的にならないように心がけ、この夜を受け止めようとしています」と語り始め、自身を落ち着かせたのち、「ここにはいないけれど、精神的にはここにいる、亡きジョニー叔父さんに感謝しています」と話した。
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【随時更新】グラミー賞2023:豪華アーティストたちのレッドカーペットスタイル集
テイラー・スウィフト、リゾ、パリス・ヒルトンからドージャ・キャットまで。豪華なレッドカーペットは随時更新!
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ヴィオラ・デイヴィスが黒人女性として史上3人目のEGOTを、ハリー・スタイルズは定番のジャンプスーツで登場
『フェンス』のローズ・マクスン役でトニー賞を、同作の2016年の映画化でアカデミー賞を、ドラマ「殺人を無罪にする方法」のアナリーズ・キーティング役でエミー賞の受賞歴があるヴィオラが、グラミー賞を初受賞。
スワロフスキーが散りばめられたエゴンラブ(Egonlab.)のジャンプスーツで登場し、会場を沸かせたハリー・スタイルズ。
グラミー賞2023の前に読んでおきたい。今のグラミー賞の実態に鳴らす警鐘とは?
グラミー賞を主宰するレコーディング・アカデミーの会員でもある竹田ダニエルが、グラミー賞の内情から実態までを語る。フランク・オーシャン、ザ・ウィークエンド、ドレイク、カニエ・ウエストといった影響力の大きい黒人アーティストたちがグラミー賞をボイコットする背景には何があるのか?
「第65回のグラミー賞を制するのはビヨンセか、アデルか? そんな予想には加担したくない」そう語る理由、そして、今のグラミー賞の実態に鳴らす警鐘とは?