ブラックストーン社員、6月7日から職場復帰-ワクチン接種完了条件
Melissa Karsh-
10日に社内で方針を示し、広報担当者が決定を確認
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複数の金融機関がオフィス復帰の期限を既に設定している
世界最大のオルタナティブ資産運用会社ブラックストーン・グループは、米国の投資専門職の社員に対し、新型コロナウイルスワクチン接種完了を条件に6月7日からフルタイルでオフィスに復帰するよう求める。
同社が10日に社内で方針を示し、広報担当者が決定を確認した。この決定については、インサイダーが10日先に伝えていた。
金融機関は新型コロナのパンデミック(世界的大流行)の下で続けてきたリモートワークの終了を準備しており、アポロ・グローバル・マネジメントは年末まで週2日リモート勤務する選択肢を試験的に社員に与える計画だとブルームバーグがこれまでに伝えた。
JPモルガン・チェースは大手米銀で初めて、米国の全ての行員にオフィス復帰を求めた。同行の行員は先月、7月初めまでにローテーションベースで職場復帰するよう指示された。シティグループも7月からオフィスに戻す行員を増やす方針。ゴールドマン・サックス・グループは、6月半ばまでにオフィス勤務を準備するようスタッフに伝えた。
原題:Blackstone Asks Vaccinated U.S. Dealmakers to Return June 7 (1)(抜粋)
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