ソフトバンク、ペイペイの上場先で米国市場を検討-報道
Min Jeong Lee、堀江政嗣
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通信大手ソフトバンクが、傘下の決済アプリ企業ペイぺイの上場先について、米国市場を軸に検討していることが分かったとロイター通信が事情を知る関係筋3人の話を基に12日報じた。
報道によると、上場時期は不明だが、関係筋の1人は上場に向けて黒字化への道筋を明確に示す必要があると説明。ソフトバンクの広報担当者はコメントを控えるとした。
ソフトバンクの宮川潤一社長は2022年11月の決算会見で、ペイペイの「上場を目指している」と改めて語り、企業価値が同年9月末時点で1兆円弱だったことを明らかにした。上場の準備はしているものの、整ったわけではないとした半面、「黒字化は視野に入っている」とも発言。ただ、黒字化の明確な時期については開示を控えるよう言われていると述べていた。
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