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アップル、最も空売りされている米国株に-テスラ追い抜く

  • テスラは約2年半ぶりに首位の座失う-S3パートナーズ
  • アップル株の空売り残高は184億ドル-テスラ株は174億ドル

米アップルはテスラを追い抜き、空売り残高が最も高い米国株となったことが、S3パートナーズの調査で明らかになった。イーロン・マスク氏率いるテスラは約2年半ぶりに首位の座を失った。

  アップル株の空売り残高は14日時点で184億ドル(約2兆6300億円)と、テスラ株の174億ドルを上回った。テスラ株の空売り残高はここ1カ月で約19 億ドル減少したと、S3のイーホリ・ドゥサニウスキー、マシュー・アンターマンの両氏が調査リポートで指摘した。

  ただ、アップルは時価総額が約2兆5000億ドルと世界一の企業で、空売りが時価総額に占める比率は、時価総額約9480億ドルのテスラよりもはるかに小さい。

  14日の米株式市場でアップル株は1%上昇し、前日の2020年9月以来の大幅安から反発した。

原題:Apple Unseats Tesla as US Stock With Biggest Short Interest (抜粋)

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