1日中、座り仕事。就寝前の「ショルダーブリッジ」で腰痛予防──ビジネスに効く! 自宅で簡単“3ミニッツ”ピラティス Vol.2

最近、巷で“効く”と評判のピラティスをビジネスピープルのライフスタイルにぜひ取り入れたい! たった3分間、家や会社で簡単にできる動きを取り入れるだけで、驚くほどに身体が変わる。第2回は、就寝前に行う腰痛予防のピラティス。オフィスで座り仕事ばかりの方はぜひお試しあれ。
1日中、座り仕事。就寝前の「ショルダーブリッジ」で腰痛予防──ビジネスに効く! 自宅で簡単“3ミニッツ”ピラティス Vol.2

腰痛の原因は骨盤にアリ

ピラティスはもともと、負傷兵のリハビリのために開発されたエクササイズだ。その特長はインナーマッスルに働きかけること。カラダのコアが機能することで姿勢を改善し、それが健康的な肉体のベースとなっていくというメソッドだ。

「ストレスが多く、過緊張になりがちな方にこそおすすめしたいのがピラティスです。呼吸を整えながら身体を細かく意識して動かすことで、心身の緊張がほぐれるのを感じてもらえればと思います」(3731BODYWORX MINAMI代表)

ショルダーブリッジ

第2回はオフィスワーカーの悩み、腰痛を予防する「ショルダーブリッジ」(10回×2セット)。

「腰痛の大きな原因は、骨盤が安定していないこと。骨盤がぐらつくので、腰椎を使って身体を真っ直ぐに保とうとして過度な負担がかかってしまうのです。ショルダーブリッジは、身体のラインを意識しながらゆっくり行うのが重要です。お腹を引き込みながら、反り腰にならないように。肩から膝までを真っ直ぐに保つことを意識して行ってください」(3731BODYWORX MINAMI代表)

① 仰向けになり両足を立てる。

・仰向けになり、両足を立てる。両足の間隔はこぶしひとつ分。
・両手は体側に。腹を引き込み、反り腰にならないよう注意。背中全体を床につける意識で。

② 背骨の動きを意識しながら腰を上げる。

・脚のスネを前に倒す意識でゆっくり腰を持ち上げる。
・一気に上げるのではなく、息を吐きながらゆっくり5秒かけて。
・骨盤から背骨をひとつずつ折り曲げる意識で。

③ 上げたときに背中が反らないよう注意。

・肩から膝までを一直線に。首や頭ではなく、肩で身体を支える意識。
・上げるときとは逆に、肩側から背骨をひとつずつ下ろすようにゆっくりとダウン。

MINAMI

代々木上原のピラティススタジオ「3731BODYWORX」代表

身体の不調を調えるコンディショニングから、ボディメイクダイエットなど、それぞれの目的や体型、体質、ライススタイルに合わせた指導で高い人気を誇る。3731bodyworx.jp

動きをチェック!

文・川上康介 写真・髙橋 莉絵香 モデル・安保彩世 ヘアメイク・junko yamazaki 編集・岩田桂視(GQ) ピラティス指導・MINAMI(3731BODYWORX)