LIFESTYLE / GOURMET

パリの“美食通り”発、セバスチャン・ゴダールのボンボンショコラ【エディターのレコメンドチョコ  バレンタイン2023】

エディターが推すチョコレート第二弾は、2月に本格的に日本への上陸を果たすセバスチャン・ゴダールのボンボンショコラ。パリの人々を魅了する、繊細さが際立つ多様なフレーバーを愉しんで。

洗練された美味しさを一粒に凝縮

年末に訪れた展示会(だったと思う)のお土産として頂いた一箱のチョコレート。何の気なしに一粒を口に運んだ途端、その上品で控えめな甘さや、奥行きのある風味が後を引く繊細で洗練された味わいに軽い衝撃を受けて、ついもう一粒、もう一粒と手が伸びてしまったのがこのセバスチャン・ゴダールのボンボンショコラでした。
 
薄い青緑の幾何学模様のボックスを記憶にとどめていたら、つい先日、バレンタイン向けにチョコレート情報を収集していた同僚から見せてもらった資料の中に見覚えのあるパッケージを発見。もう一度食べたいと思っていたあのチョコの創り手が、ピエール・エルメの後任として26歳でFAUCHON(フォション)のシェフ・パティシエに就任した経歴を持つセバスチャン・ゴダールだと知りました。

フランスではトップシェフパティシエ賞も受賞

マルティール通りの1号店

2011年にはパリで美食通りと称されるマルティール通りに自身の名前を冠したパティスリー、セバスチャン・ゴダールをオープン。翌年には、フランスの三⼤グルメガイド「Guide Pudlo(ガイド ピュドロ)」が選ぶ「トップシェフパティシエ」を受賞し、2014年にはチュルリー公園近くにサロン・ド・テを併設した2店舗目を構えたという人気パティシエ。2月には日本でも公式オンラインストアがローンチし、本格的な進出が決定。その第一弾となる商品がこのボンボンショコラなのだとか。各フレーバーごとにあしらわれている装飾もごくごく控えめなため、フレーバーリストは同封されているものの、お目当てのフレーバーを探し当てるのはけっこう難しかったりもします。でも、そのゲーム感覚も含め愉しんでほしい絶品ショコラです。

シックなのにかわいらしさもあるパッケージはギフトにも喜ばれそう。

公式オンラインストアでは16個⼊(16種類 7,200円)、 32個⼊(18種類 14,200円) 63個⼊(20種類 28,000円)が購入可能。

実は日本ではこれまでも、ディーン & デルーカにて並行輸入での取り扱い(不定期)があったということも併せて知り、だから私は本格上陸前に巡り合うことができていたのだと納得。※ディーン & デルーカでもバレンタインに際して、マーケット店舗とオンラインにて2月4日から4個入り、9個入り、16個入りを販売予定。

セバスチャン・ゴダール
販売場所/セバスチャン・ゴダール公式オンラインストア https://sebastiengaudard.jp/
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Photos: Courtesy of Sebastien Gaudard  Text: Yaka Matsumoto