モスバーガー、南麻布など一等地にチーズバーガー専門店
「モスバーガー」を運営するモスフードサービスは28日、東京や大阪の一等地に新たなチーズバーガー専門店「モッシュグラブアンドゴー」を出店すると発表した。1号店は29日、東京都港区の南麻布に開く。表参道や銀座、大阪・梅田などへの出店も計画する。
主力商品はチェダーチーズとモッツァレラチーズを使った「#Burger01〈2種のチーズ〉」(600円)。主要顧客層は20~30代の女性を想定する。
ハンバーガーは3種類とメニュー数を抑え、少人数で店舗を運営できるようにした。レジ対応の人員が不要なキャッシュレスのフルセルフレジも採用した。通常のモスバーガーの店舗は99~116平方メートルだが、モッシュグラブアンドゴーは83平方メートル以下の狭い物件を中心に出店する。内装なども簡素にした。
モスフードサービスは郊外を中心に出店してきたが、成長のためには出店数が少ない一等地への進出が必要と考え、新業態を開発した。モッシュグラブアンドゴーは効率的な店舗運営にしてコストを抑え、他のチェーン店と差異化できる業態にした。5年で100店舗と多店舗出店を目指す。
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