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独ZEW期待指数は7月低下、さらに深いマイナス-現状指数も悪化

ドイツの景気見通しに対する投資家の信頼感は7月に悪化した。経済が冬季のリセッション(景気後退)後に勢いを取り戻せずにいることがあらためて示された。

  ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が11日発表した7月の期待指数はマイナス14.7と、前月のマイナス8.5から低下。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値を下回った。現状指数も悪化した。

  ZEWのバンバッハ所長は、世界的な金利上昇や中国の低調な輸出需要に言及し、センチメントは一段とマイナス領域にシフトしていることが明確だと指摘した。

  同所長は発表文で「工業セクターは予想される景気低迷の矢面に立たされる可能性が高い。これら輸出型産業の利益見通しは再び大幅な落ち込みとなっている」と説明した。

Investor Confidence in Germany's Economy Weakens
 
 

原題:German Investor Outlook Sours Further in Sign of Muted Outlook

(抜粋)

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