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ミネアポリス連銀総裁、インフレ定着ならより長期の高金利維持が必要

Neel Kashkari
Neel Kashkari Photographer: Chris Goodney

米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は、インフレが定着する状況になった場合は、高水準の政策金利をより長期にわたって維持する必要があると指摘。そうなれば、銀行セクターには一層のストレスが生じるとの認識を示した。

  総裁は23日、CNNのインタビューで「インフレが高水準にとどまり、われわれの認識より定着するようになった場合は、政策金利をより長期にわたって高い水準で維持する必要が出てくる。そうなれば、銀行セクターへの圧力は強まる」と語った。

  カシュカリ総裁はまた、6月13、14日の次回連邦公開市場委員会(FOMC)会合で利上げを見合わせたとしても、入手するデータの強さによってはその後の会合で一段の引き上げが必要になる可能性があると改めて述べた。

ミネアポリス連銀総裁、6月の利上げ見合わせ論を排除せず-報道

原題:Fed’s Kashkari Says Sticky Prices May Keep Rates High for Longer(抜粋)

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