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10-12月期決算は世界的に良好、予想外の上振れも-JPモルガン予測

  • 今年の利益見通しはなお前向き、再び予想を大幅に上回る一年を期待
  • 昨年末までの利益率は非常に良好で、欧米では過去最高を更新

昨年10ー12月(第4四半期)の決算は低調な見通しや懐疑的な見方を再び裏切る内容になると、米銀JPモルガン・チェースが予測した。

  ミスラブ・マテイカ氏率いるストラテジストは17日付の顧客向けリポートで、「2022年の利益見通しには引き続き非常に前向きだ。再び予想を大幅に上回る一年になると期待している」とし、「多くの人が投入コストの圧力上昇を懸念していたが昨年末までの利益率は非常に良好で、欧米では過去最高を更新した」と指摘した。

  マテイカ氏らは再び予想外の上振れが見られる決算シーズンになるとみており、「世界的に製造業生産が非常に力強く回復しているほか、アジアの成長も底を打ったように見受けられる。在庫も補充され始め、さまざまなボトルネックも緩和している」と強気な見方の背景を説明した。同氏らは株式判断を「オーバーウエート」にしている銀行株や鉱業株に買いの好機があるとの見方を示した。

Cautious Outlook

JPMorgan strategists say earnings-growth bets are too conservative

Source: JPMorgan Chase & Co. research, IBES

 

原題:JPMorgan Strategists Predict Blockbuster Global Earnings Season

 

(抜粋)

  

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