JP THE WAVYほかヒップホップ界の重要人物が続々参戦! 「Lucky Fes 2022」の2日目、7/24に大注目

茨城・ひたちで「Lucky Fes 2022」が開催!
JP THE WAVYほかヒップホップ界の重要人物が続々参戦! 「Lucky Fes 2022」の2日目、724に大注目

茨城県の国営ひたち海浜公園で開催される夏のフェスといえば、多くの人は「ロック・イン・ジャパン」を思い浮かべるのではないだろうか。しかし、ロック・イン・ジャパンは今年から会場を千葉へ移して開催することが決定。

そこで、「茨城のフェス文化の灯を消すな!」と立ち上がったのが、茨城県出身の起業家、堀義人。グロービズ経営大学院を開学し、日本版ダボス会議でもある「G1サミット」を創設した、経済人なら知らぬ人のいないパワフルな人物だ。

アートイメージ(エントランスのシンボルオブジェ)。

音楽、食、そしてアート界からプロデューサーを集め、立ち上がった新しいフェスの名前は「Lucky Fes」。総合プロデューサーに就任した堀義人は「フェスの概念を打ち破る楽しいイベントを作り上げて、3年以内に3大フェスに匹敵する規模にする」と血気盛んに語る。

JP THE WAVY
2017年のデビューソングがYouTubeで2000万回以上再生され、2021年には映画『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』のサントラに唯一のアジア人アーティストとして参加したラッパーが、JP THE WAVY(ジェイピー・ザ・ウェイビー)だ。いま、ジャパニーズ・ヒップホップの最前線を走っている。

「Lucky Fes」のテーマは「音楽と食とアートの祭典」。食や国内外のアートが堪能できるのはいうまでもなく、環境に配慮しながら、子連れ、家族でも安心して楽しめるイベントを目指すという。もちろん、医療団体と連携しての新型コロナ対策や熱中症対策も抜かりない。3つのステージを備え、来場者は1日あたり1万5000人を想定している。

アートイメージ。

ニューヨークを拠点に活動するFantasista Utamaroがクリエイティブワークを手掛けた。

豪華アーティストが続々参加を発表

出演アーティストもヘッドライナー級の大物が名を連ねているのだが、特筆すべきはヒップホップ界の超ビッグネームがずらりと揃う点だ。とくに開催2日目となる7月24日のラインナップがすごい。

まず、2021年度の「GQ MEN OF THE YEAR」でベスト・ラップ・アーティスト賞に選ばれたJP THE WAVY、そして、日本のヒップホップシーンのカリスマとも呼ばれる“成り上がり”BAD HOP、さらに『フリースタイルダンジョン』で、長らくラスボスとして君臨した般若。

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日本のヒップホップの最前線にいるJP THE WAVY(ジェイピー・ザ・ウェイビー)とLEX(レックス)が対談した。地元が近く、共作も多い2人の初対面は、インスタグラムでのメッセージがきっかけだったという。
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大谷翔平選手の咋季打席登場曲を歌う「ALI」。メンバーの不祥事による無期限活動休止を経て、再始動したALIのボーカルで、リーダーを務めるLEOが、現在の心境を語る。

彼らに加え、次世代のシーンを担うと期待される¥ellow Bucksや、そのステージに若い女性がひしめき合うt-Ace、ヒップホップの聖地NYの濃いヴァイブスを伝えるDJ LEADなどの実力者が勢揃いする。さらにMIYAVI、TENDRE、そしてAwichの出演も決まった。こんな贅沢なステージはそうそうあるものではない。

Awich──日本のヒップホップ界を牽引するクイーン
アルバム発売のみならず、初の武道館ワンマンライブを控えるAwich(エイウィッチ)。しかし、開演のベルが鳴るまで安心はできない。2022年も相変わらず新型コロナウイルスという面倒ごとがからみつくからだ。彼女はそんな不安定な状況のなかでも快進撃を続ける。

注目のLucky Fes 2022、2日目の7月24日のチケットはすでに販売中。詳しくは以下をチェック。

ロックとヒップホップがこれだけの規模でクロスオーバーする野外フェスは、おそらく日本で初めてだろう。「Lucky Fes 2022」は、初回から参加することに意義がある。

Lucky Fes 2022

開催日: 2022年7月23日(土)、7月24日(日)
開催時間: 開場 9:00 開演 11:00 終演 19:30(予定)
チケット料金: 1日入場券(大人1万2000円、中高生6000円)、2日通し券(大人2万3000円、中高生1万1000円)
チケット販売ページ: https://luckyfes.com/ticket/
公式URL: https://luckyfes.com/

文・青山鼓