中国のテクノロジー株、香港で大きく下げる-米中間の緊張を嫌気
Bloomberg News-
ハンセンテック指数は3.2%安-9月9日以来の下落率
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チャイナテレコムの事業免許取り消し、米中関係好転の期待くじく
27日の香港株式市場で、主に中国本土のテクノロジー企業から成る株価指数が大きく下げた。米中関係が再び緊張し米政府が中国企業に対する審査を強化すると懸念から、投資家がテクノロジー銘柄を売り込んだ。
ハンセンテック指数は前日比3.2%安で終了し、9月9日以来の下落率となった。香港のハンセン指数は1.6%下げ、中国本土のCSI300指数は1.3%安で引けた。
米連邦通信委員会(FCC)は26日、中国電信(チャイナテレコム)の米国内事業免許を取り消した。ブリンケン米国務長官は同日、国連からの台湾排除は国連の重要な活動を損なうものだと訴えた。
IGアジアのマーケットストラテジスト、ジュンロン・イープ氏は「米中関係が好転するかもしれないという以前からの期待は、チャイナテレコムの事業免許取り消しでくじかれそうだ」と述べた。
原題:China Tech Stocks Slump as Tensions With U.S. Spook Investors (抜粋)
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