-
22-24年にエンジニアリング職で1600人、補助職で400人削減を計画
-
メガーヌなど9種類の新モデルを国内で製造へ
フランスの自動車メーカー、ルノーは2000人余りの人員削減を計画する一方、仏国内で9種類の新モデルを製造する。国内事業の再編と電気自動車(EV)シフトを進める。
16日の発表文によると、ルノーは2022年から24年の間にエンジニアリング職で1600人、補助職で400人を削減することについて仏労働組合と交渉中。同期間にデータサイエンスやバッテリー化学などの分野で2500人を採用するという。
ルノーは昨年、仏国内で4600人、世界全体で約1万4600人の削減計画と、生産能力の2割縮小を発表していた。同社は一層の人員削減を計画すると同時に、25年ごろまでに国内で9種類の新モデルを製造する計画で、大半は仏北部の拠点で予定するEVとなる。「メガーヌ」と「ルノー5」、「カングー」、スポーツタイプ多目的車(SUV)などの新モデルが含まれる。
製造計画は労組との合意次第となる。国内での雇用維持を求める圧力に配慮し、ルノーはフランスを「戦略と製造の中心」と位置付けた。
原題:
Renault Lays Out Plan to Cut 2,000 French Jobs in Shift to EVs(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE