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ビジョン・ファンド2、別荘共同所有支援の新興企業パカーソに投資

  • パカーソは計1億2500万ドル調達、評価額は15億ドルに到達
  • サンフランシスコ本拠のパカーソはスペインなど海外進出加速へ

別荘の共同所有権を提供する新興企業、パカーソはソフトバンクグループのビジョン・ファンド2(SVF2)を含め複数の投資家から計1億2500万ドル(約137億円)を調達し、同社の評価額は15億ドルに達した。

  スペンサー・ラスコフ氏と共にパカーソを設立したオースティン・アリソン最高経営責任者(CEO)によると、フィフス・ウォールやグレイクロフト、グローバル・ファウンダーズ・キャピタルなども同調達ラウンドに参加した。パカーソはサンフランシスコを本拠に2020年に創設された。

  アリソンCEOはインタビューで、今回調達した資金は社の成長に充てるとし、「この資金で国内市場に加え、当社にとって明らかに望ましい条件がそろっている米国外の市場に進出する力が得られる」と説明した。

  パカーソは年末までにスペインに進出する計画であり、メキシコやカリブ海への進出も構想中で、英仏伊の候補地の当たりも付けていると同CEOは語った。

Pacaso Handout
パカーソの共同創設者、アリソンCEO(右)とラスコフ氏
 

原題:
SoftBank Vision Fund 2 Bets on Pacaso at $1.5 Billion Valuation(抜粋)

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