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米下院議長、債務交渉で未解決問題-「全員満足とはならない 」

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マッカーシー米下院議長

マッカーシー米下院議長

Photographer: Al Drago/Bloomberg

マッカーシー米下院議長(共和)は25日午前、債務上限を巡るバイデン政権との協議ではまだいくつかの問題があるとし、交渉担当者は妥結に向けて24時間体制で取り組む必要があるだろうと述べた。

米債務上限問題、交渉妥結の「時間ある」-マッカーシー下院議長

  政府と共和党の両陣営の当局者らによれば、25日は今のところ再協議の予定がないが、状況は変わり得る。

  マッカーシー氏は記者団に対し、担当者同士の真夜中過ぎまで行われた交渉で「ある程度は進展があったと思う」と説明。その上で「未解決の問題がある。この問題を解決するため、われわれのチームには24時間体制で働くよう指示した」と語った。

  さらに「最終的に全員がハッピーになるとは思わない。それが現在、このシステムの仕組みだ」と続けた。

  マッカーシー氏は具体的な争点を挙げなかったが、交渉担当者らはこれまで、法案に盛り込む歳出制限の期間と規模で対立している。

原題:McCarthy Says Issues Remain in Debt Talks, All Won’t Be Happy

McCarthy Says Issues Remain in Debt Talks, All Won’t Be Happy、McCarthy Says Some Issues Still Outstanding in Debt Negotiations(抜粋)

(第2段落の25日の予定を加え、最終段落に協議の争点について追記します。)
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