CELEBRITY / NEWS

キャサリン皇太子妃、「子育てにはサポートが必要」

3児の母であるキャサリン皇太子妃が、今の時代に子どもを育てるのは大変だからこそ「子育てにはサポートが必要」だ訴えた。
Photo: Chris Jackson - WPA Pool/Getty Images

先月末、幼児期の重要性を訴えるShaping Usキャンペーンを立ち上げたキャサリン皇太子妃ウィリアム皇太子との間に3人の子ども、9歳のジョージ王子、7歳のシャーロット王女、4歳のルイ王子を持つ母親でもあるが、2月3日(現地時間)に公開されたラジオホストのローナン・ケントとの対談で、子育てにはサポートが必要だと語った。

「(キャンペーンでは)幼児期の重要性を訴えていますが、私たちは皆、家庭ごとにさまざまなプレッシャーに直面しています。子どものいる家庭にさらなるプレッシャーを与えようという訳ではありません。子育てにはサポートが必要であり、再び家庭生活を優先させる必要があると訴えているのです。今日、子どもを育てるのは大変なことです」と訴える。

「家庭内や周囲とのつながりはとても大切です。子育ての環境は重要ですが、経験も重要なのです」「おもちゃや旅行に行った回数が問題なのではありません。子どもたちが、大人から感情面でサポートを受けることが大切なのです」と述べ、キャンペーンの意図を明らかにした。

キャサリン皇太子妃は、妊娠期から幼少期における子ども達のケアと教育に力を入れており、2021年6月にロイヤル・ファウンデーション・センター・フォー・アーリー・チャイルドフッド(Royal Foundation Centre for Early Childhood)を立ち上げるなど、熱心に活動している。このキャンペーンは、同センターが1月28日(現地時間)に発表したもので、幼児期の5年間はその後の人生の基礎となる時期であるにもかかわらず、社会がその重要性に注目してこなかったとし、長期的にこれを周知していくとする。神経科学や心理学、周産期精神医学、政策立案の分野にまたがる有識者グループに加え、テレビやスポーツで活躍する著名人も参加することが発表されている。

Text: Tae Terai