極薄への挑戦をジュエラーの美学と技でさらに磨きをかける
薄さへの挑戦はどこまで進むのだろう。2018年にピアジェが発表したアルティプラノアルティメートコンセプトのプロトタイプはわずか2mmを実現。一昨年には実機が登場した。新作はその快挙を讃えるトリビュートモデルだ。
そうしたマニュファクチャラーと同時に、ピアジェはハイジュエラーという顔ももつ。ピアジェ ポロ スケルトンは、その二面性を融合し、繊細なオープンワークを施したスケルトンの薄型ムーブメントをダイヤモンドの目映い輝きが飾る。
ブランドにとって極薄への挑戦は、ジェムセッティングやデザインの自由度を広げるために始まり、その伝統は貫かれるのである。ピアジェ ポロ デイトに加わったラバーストラップは、さり気ない秒針の赤にもスポーティな気品が漂う。
アルティプラノ アルティメート コンセプト
文字盤は、ブランドが位置するスイスの地に広がる星空がスーパールミノバで描かれ、幻想的な光を発する。さらに第1号機が誕生した年と日付が記され、時計史に刻まれた薄型の偉業を讃えるのだ。コバルト合金ケース×アリゲーターストラップ、手巻き、41mm径。6380万円〈PIAGET/ピアジェコンタクトセンター TEL: 0120-73-1874〉
ピアジェ ポロ スケルトン
ブランドの誇る厚さわずか2.4mmの超薄型ムーブメント1200Pのスケルトン化からさらに改良を重ね、耐磁性を備えた最新型の1200S1を搭載。その全身を計1747個のブリリアントカットダイヤモンドで飾る。18KWGケース×ブレスレット、自動巻き、42mm径。3190万円〈PIAGET/ピアジェ コンタクトセンター TEL: 0120-73-1874〉
ピアジェ ポロ デイト
ラウンドケースにクッション文字盤を組み合わせ、さりげない個性を主張する。台形の日付小窓や秒針の赤のアクセントも秀逸だ。従来のブレスレットから換装したラバーストラップは、文字盤とパターンを統一し、モノトーンをスタイリッシュに演出する。SSケース×ラバーストラップ、自動巻き、42mm径。141万6800円〈PIAGET/ピアジェ コンタクトセンター TEL: 0120-73-1874〉