CELEBRITY / NEWS

テイラー・スウィフト、元恋人のテイラー・ロトナーがMVとコンサートにサプライズ登場

テイラー・スウィフトが、カンザスシティで行われたコンサートにジョーイ・キングテイラー・ロートナー、プレスリー・キャッシュをサプライズ登場させた。
Photo: John Shearer/TAS23/Getty Images

2010年のアルバム『スピーク・ナウ』を再収録した『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』を7月7日にリリースしたテイラー・スウィフト。同日、カンザスシティで行われたジ・エラズ・ツアー(THE ERAS TOUR)のコンサートで、同アルバムに収録された「アイ・キャン・シー・ユー(I Can See You)」の新しいミュージックビデオに出演するジョーイ・キングテイラー・ロートナー、プレスリー・キャッシュをステージで紹介した。サプライズで登場した3人は、ファンから大歓迎で迎えられ、かつて交際していた2人のテイラーがハグするシーンもあった。

Photo: John Shearer/TAS23/Getty Images

ジョーイ・キングとプレスリー・キャッシュは、2011年のシングル「ミーン(Mean)」のMVにも出演しており、今回が再共演となる。キングとロートナー、キャッシュによるスウィフトの救出劇が描かれる「アイ・キャン・シー・ユー」の新MVで、3人は歴代の衣装が飾られた部屋を通り、スウィフトを発見。『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』のカバーアートを手にしていたスウィフトは無事、自由を得る。

これは大物プロデューサーのスクーター・ブラウンが、彼女の同意なしに自身のアルバムの権利を獲得して他社に売却したことを受け、初期のアルバムを再集録してリリースしていることをモチーフにしたようだ。このコンセプトはスウィフトが昨年12月に書き上げたもので、自らメガホンも取ったという。

『スピーク・ナウ(テイラーズ・ヴァージョン)』は、再リリースプロジェクトの第3弾で、フォール・アウト・ボーイやパラモアのヘイリー・ウィリアムスが参加し、オリジナル16曲に加え、未発表曲6曲も収録。「アイ・キャン・シー・ユー」のほか、ロートナーとの破局を題材にした「バック・トゥ・ディセンバー(Back to December)」、19歳の時に短期間交際したジョン・メイヤーとの破局ソング「ディア・ジョン(Dear John)」なども含まれる。

発売を前にロートナーは、情報番組「トゥデイ」で「素晴らしいアルバムだ」と答え、「僕は身の安全を感じています。ジョンのために祈っています」とユーモアたっぷりに語っていた。なおこのアルバムには、ジョー・ジョナスとの破局ソング「ベター・ザン・リベンジ(Better Than Revenge)」も収録されているが、テイラーズ・ヴァージョンでは女性蔑視的な歌詞を変更している。

Text: Tae Terai