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トム・ホランド、アルコール依存を自覚した瞬間を明かす

トム・ホランドが、アルコールに依存していると気づいた瞬間について明かした。
Photo: Pascal Le Segretain/Getty Images

1年以上にわたって断酒中トム・ホランドが、アルコールに依存していると気づいた瞬間について明かした。ポッドキャスト「On Purpose With Jay Shetty」で、2021年のクリスマスに「しこたま呑んだ」ことから、翌年1月をアルコールフリーで過ごそうとしたら「呑むことしか考えられなかった。本当に怖かった」と振り返る。トムは禁酒月間を通じて、「『もしかして、ちょっとアルコール問題があるのかもしれない』と思った」という。

そこで、もう1カ月断酒を続けることを決意。2カ月断酒を続ければ、自分がアルコール依存でないことを証明できると思ったそうだ。しかし、ここで立ちはだかったのが、イギリスのアルコール文化だ。「パブに行くこともできない。ディナーに行くこともできない。本当に本当に辛かった。アルコール依存症ではないかと本当に心配するようになった」

そして断酒を6カ月続けることを決めたトムは、今年6月にシラフで誕生日を迎えた頃には峠を越し、問題なく断酒を続けることができると感じるまでになったと語る。「人生でいちばんハッピーでした。よく眠れたし、トラブルにもちゃんと対処できた。撮影中に上手くいかないことがあると怒っていたけれど、冷静に対処できたんです。精神的にクリアだった。より健康的で元気だと感じました。『なぜだろう。なぜ僕はこの酒の奴隷になっていたんだ? 呑むことになんでこんなに夢中になっていたんだ?』と自分に語りかけました」

トムは断酒から1年半が経ち、こう断言できるようになったという。「『僕は明らかにアルコール依存でしたと喜んで言います。全く恥じていません」

Text: Tae Terai