アクセンチュアが1万9000人削減へ、業界で過去最大級-株価急伸
Irina Anghel
更新日時
-
この1年で計3万9000人を新たに雇用していた-届け出
-
株価は一時8.4%上昇、日中ベースで21年12月以来の大幅高
23日の米株式市場で、コンサルティング会社アクセンチュアの株価が急伸。同社は向こう1年半の間に全従業員の約2.5%に相当する1万9000人を削減すると発表した。今回の人員削減数は、コンサルティング業界で発表されたものとしては過去最大級。経済環境が厳しさを増す中、コンサルティング業界ではレイオフの動きが広がっている。
アクセンチュア株は7.3%高で終了。発表を受けて一時8.4%上昇し、日中ベースで2021年12月以来の大幅高となった。
アクセンチュアによれば、この削減に伴い退職手当などで12億ドル(約1570億円)の人件費が発生する見通し。またこれとは別にオフィススペースの整理で3億ドルの費用を見込んでいる。届け出によれば、同社はこの1年で計3万9000人を新たに雇用していた。
2月には同業のマッキンゼーが2000人の削減計画を発表。KPMGも700人近い削減を明らかにしている。
マッキンゼー、約2000人を削減へ-過去最大級の人員削減 (2)
原題:Accenture Shares Jump After Plan to Slash 19,000 Jobs (3)、Accenture to Cut 19,000 Jobs With Biggest Pullback in Consulting(抜粋)
(株価などを追加して更新します)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE