マイクロソフトのアクティビジョン買収、FTCが上訴に傾く-関係者
Leah Nylen、Malathi Nayak-
最終決定には至っていないが、早ければ12日にも上訴の可能性
-
買収計画差し止めを求めたFTCの訴え、米連邦地裁が11日に棄却
米マイクロソフトよる690億ドル(約9兆6300億円)規模のアクティビジョン・ブリザード買収計画差し止めを求めた米連邦取引委員会(FTC)の訴えが米連邦地裁から棄却されたことを受け、FTCは控訴する方向に傾いている。この案件に詳しい関係者1人が明らかにした。
最終決定には至っていないが、早ければ12日にも上訴の可能性があると、同関係者は部外秘の協議を理由に匿名で語った。
関連記事
サンフランシスコ連邦地裁のジャクリーン・スコット・コーリー判事は11日、買収計画がゲーム市場の競争を阻害する見通しをFTCは立証できなかったとしてマイクロソフトに有利な判断を下した。
マイクロソフトは控訴の可能性についてコメントを控え、判事の決定に関する先のコメントに言及した。同社のブラッド・スミス社長は「この迅速かつ完全な判断についてサンフランシスコ連邦地裁に感謝している」と述べていた。FTCはコメントしなかった。
原題:FTC Leaning Toward Appealing Microsoft-Activision Loss(抜粋)
最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
LEARN MORE