コロナ以外の入院予定患者の7%超が陽性 慶応大病院
慶応大病院(東京・新宿)は1日、4月に新型コロナウイルス以外の患者に対し入院前にPCR検査をした結果を発表した。1週間ごとに陽性率を測定しており、4月13~19日は67人中5人(7.46%)、20~26日は60人中2人(3.33%)が陽性となった。6~12日と27~30日は陽性の患者はいなかった。
同病院は4月21日に13~19日の67人中4人が陽性だったと公表していたが、1人の陽性を新たに確認し5人に訂正した。
同病院は院内感染のリスクを下げるため、4月6日以降、入院治療を必要とする全ての患者に対し、入院前に検査を実施。いずれも新型コロナの症状が無かったという。
同病院は検査結果について「無症状で感染を疑っていなかった人の中に陽性者がいることを、大変重要な事実と捉えている」とコメント。今後も市中感染の状況などを考慮しつつ、入院前の検査を続けるという。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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