コンテンツにスキップする
Subscriber Only

日本郵政社長、初の社債発行で資本効率向上目指す-環境債近く起債へ

日本郵政の増田寛也社長は9日の記者会見で、不動産事業に充てる資金として、初の社債を発行することについて「これまで主に自己資金を使いながら、さまざまな事業を行ってきたが、多様な資金調達により全体としての資本効率を上げていきたい」と述べた。

  同社は早ければ8月中にグリーンボンド(環境債)の発行を予定しており、近く条件決定する見通しという。調達資金は環境性能に優れた不動産開発事業に充てる。増田社長は、2050年にカーボンニュートラルの実現を目指すという同社グループの目標達成に向けて「環境に配慮しているという取り組みを広く世の中にも周知させていきたい」と語った。

関連記事
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE